最近Mail配信でお客様にお送りしている内容は、シリーズ化に凝ってます^ ^
前回までは冬場で特に気になる頭皮の乾燥。
その頭皮乾燥には5つの要因があり、その根本理由と、具体的改善策をお伝えしたところ、多くの反響を頂きました^ ^
で、今週からは【髪の3大悩み】シリーズがスタート!
まずは1つ目として【くせ毛】にフォーカスしてお伝えしていきます。
よく、世の中のサービスや商品は、困りごと、悩み事が形になったもの・・と言いますが、美容のサービスや勝因もまさしくです!要は、昔から無くならない美容サービスというのは未だ完全解決できていない【悩み】と言えるのかもしれません。
それでは、本題です^ ^
今週は3大悩みの1つの根本要因と、具体的な改善策をお伝えしますね!!
1.くせ毛
くせ毛には2種類あります。それは先天的なものと、後天的なもの。
先天的なものとしては、遺伝。くせ毛の原因は髪の毛として頭皮に出て来る時に、毛穴の形によって扁平になったり、拗(ねじ)れたりでうねりを生じます。
そして、もう1つは後天的なくせ毛。先天的要因の毛穴の以上ですが、実は遺伝だけでなく、頭皮の脂汚れがきちんとシャンプーで落とせていない場合、それが酸化し、固まり、毛穴を塞いでしまいます。結果、扁平になったり、拗れたりと先天的なくせ毛と同様なうねりを生じてしまいます。
また、後天的な要因はもう1つあります!ダメージ毛です。外的要因による物理的ダメージの要因が2つ。1つは無理なブラッシングやコーミング。またアイロン、コテなどによるダメージ。もう1つは、カラー、パーマ、ストレートなどの薬剤によるダメージです。
毛髪は傷むと【乾燥】します。乾燥すると、髪は広がったり、パサつき、ごわつき、そして収集がつかなくなり、これをくせ毛だと思う方も実は多かったりするのです。
*対策*
先天的な根本要因は改善出来ません。サロン、家でのケアの仕方で扱いやすくするほかないのが現状です。ですが、もう1つの後天的要因は、いくらでも改善の余地があります。毛穴を塞ぐ脂汚れは、日常のシャンプーを正しく選び、正しいシャンプーのやり方で汚れを落とすこと。
また物理的ダメージは、家でのケアの仕方を見直し、きちんとプロのアドバイスに従うこと。そして薬剤メニューは、そのサロンがどんな薬剤を使用し、どんな薬剤処理をしてくれているかを、私たち自身が見極めることが重要になってきます。
**具体的なケア方法**
・シャンプー選び、正しいやり方
基本2回のシャンプーがオススメ!1回目は頭皮の脂汚れを落とすシャンプーを。そして2回目は毛髪の汚れを落とすシャンプーを使い分けることがベストです。ただ、面倒だという方(←私もです・・)は、地肌を優先に考えたシャンプーで2回洗う!
シャンプーは泡立ちとか、香りとか、最たるは質感優先で作られています。ですが、これは地肌のことを考えているとは言えません。経皮吸収されることも考えると、やはり安全性が高いものを選ぶべきです。ただし、安全性が高くなると、1回目のシャンプーでは、ほとんど泡立たないことも多いのです。ですが、これが頭皮が脂汚れや異物で汚れている証拠なのです。その同じシャンプーで2回目洗うと、きちんと泡立つし、毛髪の汚れも落とせます^ ^
髪の質感、栄養補給はトリートメントや、乾かす前のケアで行うのが一番。シャンプーに正反対の汚れを落とすことと、栄養補給(=質感)を求めちゃダメなのです。
いやぁ語りだすと幾らでも言いたいことが・・ww
売れるシャンプーを扱うのではなく、きちんと根本要因を改善するための、そして何より安全性が高いものを選び、髪と長い友達(←髪という字を分解すると・・)でいたいものですね^ ^