■第229回【14,4分】
【複利】
アイシュタインが「人類最大の発明」と呼んだもの。
「元本だけではなく、利子が利子を生む」というもの。
対義語は「単利」があり、これは最初の元本だけが利息を生み続けるものを指す。
この概念は、お金だけではなく、自己投資(時間、労力、お金など)にも大いに当てはまることです。
「成長のS字曲線」のように、掛けた時間と、得られる成果が正比例ではないけど、【雪だるま式に増える】ということを理解出来れば十分じゃないかな、と思います。
では、それを日常生活に当てはめて考えてみよう!
毎日1%の努力を積み重ねていくとすると、1年後には・・
実に「3780%=37,8倍」の結果になる!
毎日少しずつ努力をする。小さない一歩は大きな一歩となる。
たった1%の積み重ねを365日続けるだけで、これだけの結果になる。
ただし複利の大原則として、気分によってやったりやらなかったりすると、その都度ゼロスタートになるので、複利の最大の効果を得られない。
つまり、気分や感情から切り離し、コツコツ淡々と続けることが何より大切になる。
逆に「1%ずつサボる」とどうなるか・・
1年後には3%(97%減)という計算になる。
「1%」という小さな1歩は、大きな1歩になることは理解してもらえたかな?
では「1%」って日常に置き換えるとどれくらいになるか??
1日24時間の1%=0,24時間
24時間=1440分
1440分×0,01(=1%)=14,4
【14,4分】
つまり1日約15分の努力や、日々の改善のための時間をつくる。
それを毎日1年間続けると、今と比べると37倍になる
たった15分・・
どうですか??
資産(ヒトモノカネ)は景気によって増減したりもします。
ですが、モノ資産の無体物=自分で積み上げた考え方、能力は、景気関係なく積み上がっていく。
唯一誰にも奪われることない資産なのです。
1日15分の積み上げか、15分のサボりか・・
選択するのは自分自身なのです^ ^
岡城良太