おはようございます!
7/52週目の朝も元気に岡城がお送りします^ ^
先週は5回に分けてのスタッフとのMTでした。1回のMTというか対話を1日かけて取り組むのですが、それを5回=5日間するとまぁまぁエネルギーを使います。。
昔は全体を集めて1回で行っていたのですが、それだとどうしても一方的になり、個々の考えを聞けないなーと感じてからは、ここ数年は少人数で対話をする形に切り替えています。
始めは発言するだけで緊張していたスタッフも、対話をする場を通し、評価軸を他人から自分に変えることで、めちゃくちゃ堂々と素晴らしいコメントで、私自身も気づきや勉強をさせて貰っています^ ^
今回のテーマの1つに「自己受容」について再度確認していきました。
自己肯定、自己否定、自己受容・・この3つの中で会議やミーティング、大事な意思決定のベースは「自己受容」一択だと考えています。
自己肯定感などという言葉で重要視もされることもありますが、結構危険だなーと感じています。なぜなら、自己肯定も、自己否定も事実に基づくのではなく、自分の感情という思い込みに基づくことが多いからです。
目的地は東京。今いる場所がどこなのか?によって向かう方角が違います。北海道にいれば南に降らないとだし、沖縄にいれば北(正確には北東)に向かう必要があります。
良いか悪いかではなく、現在地がどこなのかは感情ベースの思い込みで判断してしまうと、向かう方角も手段も見誤ってしまいます。今の現状をありのままという裏付け=事実をベースに「自己受容」した上で意思決定をすることが大切だと思うのです。
自己肯定感という言葉が叫ばれる理由はSNSを通して、世界中の数多の良い人間が時間とお金を奪うためにありとあらゆる方法で比較対象させてきます。そりゃぁ誰かと比較ばかりで自信を持てなくもなるのは必然です。だから自己肯定感が重要だよーってなっているのだと思うのです。
事実を湾曲し、自己肯定や自己否定で目的地だけ定め、現在地という場所を正しく認識しないままの意思決定って怖いな・・と思うのです。自己受容という今の現状の事実をベースに目的地までの距離を見定め、方法を考えていかないと徒労に終わってしまう可能性が高くなってしまいます。
過去の経験などを通して、それぞれの価値観を理解し、共有し、再設計していくことが「共通言語」と言われるのだと思うのです。共通言語の意味は、表面的な言葉を統一することではなく、まずはお互いの理解し、否定ではなく共有してから、私たちにとっても価値観を再設計するプロセスを対話を通して行うことが重要だと思うのです^ ^
岡城良太