おはようございます!
47/52周目の朝も元気に岡城がお送りします^ ^
先日、東京では私たちの商品(Asaichiのシャンプーなど)を開発してくれている博士と会ってきました。
もともとノーベル賞を受賞した博士のチームで研究をし、その後誰もが知っている大手化粧品メーカーの開発トップだった博士との話は、マニアックで根拠が明確で、とても勉強になります^ ^
ただ、面白いのは「なぜAsaichiシャンプーがそこまで売れるのか?」という質問でした笑。
製造の依頼をするときは、原価からではなく、お客様、私たちにとって最高の商品づくりを基準に!と依頼したため、世に出ているシャンプーより効果があり、安全性が高いことを誰よりも知っているにも関わらず、です。
つまりは、作り手(博士)と、使い手(私たち)には大きな違いがあるのです・・
博士たちは、今までも効果効能にこだわり、博士視点で良い商品を開発してきました。ですが、こだわりの原料に興味を持ってくれるのは、私たちのようなマニアしかいません。。笑
お客様の視点は、どんな原料を使っているか?という視点より、
「自分にとってどんな体験(=課題解決、改善)になるのか?」が何より大切です。
本来、わざわざこだわるって面倒だし、大変です。
しかも、そのこだわりの目的は、使ってくれる人(お客様、私たち)たちのため、というのがスタートのはずなんだけど、いつの間にか自分たちの視点のみになってしまう。。
逆に、大手メーカーになるとこだわりより、お客様が欲しい、という視点に偏りすぎるため、価格帯を先に決め、その中で選べる原料から製造されることが多い。
つまりは、本来どちらも大切なんだけど、どっちかに天秤が偏りすぎていてバランスが悪い。
こだわりすぎて原料は良いけど、お客様目線が欠けてしまい、お客様目線で売ることを中心に考えるため、商品本来の質が下がってしまう。。
これ、どちらも正しいですよね!?
ただ、自分にとっての価値、私たちにとっての価値はどこにあるのか?が大事!!
私たちにとっての価値は、今このときこの瞬間だけで視点ではなく、1年後、3年後も健康で綺麗でいられることが何より大切なことです。つまり安心・安全で、将来も健康なお肌・頭皮・毛髪でいられるための技術や商品の選定、提供が最も大切なのです。
悲しいかな日本の歴史を見ると、予測して予防する視点より、その場しのぎの対処療法が多いのが事実。もしかして、そういう視点は国民性で、全ての根幹にあるんじゃないかな、って思うほど。
数々の公害病や、放射能や自然災害。。
その度に改善され、より強くなっている日本ですが、今なら予測したり、予防することも出来ることがたくさんあるんじゃないかな、と思うのです。
その場、その時の綺麗だけではなく、
今までも、これからも健康で綺麗でいられるための美容の提供
この基準で商品をつくり、技術を提供させて頂いていることが私たちの強みであり、お客様にとっての価値になっているんじゃないかな、と思う今日この頃です!!
岡城良太