おはようございます!
26/52週目の朝も元気に岡城がお送りします^ ^
昨日は「慰霊の日」でしたね。
沖縄に住み始めて最初の年に、当時の研修先スタッフが12時に「うーとーとーしないと」と言っている風景を鮮明に覚えています。初めは、それが何を意味しているのか、正直?でしたが、この地に住ませて貰っているのに歴史や背景を知らないって良くないな・・と思い沖縄の歴史を調べたのを思い出します。
【慰霊の日】について、言うまでもないけど備忘的な意味合いを含めて要点をまとめてみます^ ^
言わずもがな、1945年沖縄戦が終結した日を記念した日が慰霊の日。では、なぜ沖縄だけが祝日としているのか・・
第二次世界大戦の末期、1945年3月〜6月にかけて日本国内で唯一の地上戦で、多くの民間人が犠牲になりました。
約20万人の人々が命を落とし、そのうち半数の約10万人が沖縄県民であり多くの民間人が巻き込まれました。
そんな悲惨な経験を2度と繰り返さないために、戦争の犠牲者を追悼し、平和の重要瀬尾を次世代に伝えるための大切な日が慰霊の日。それを、私は沖縄に住むまで知らなかったし、教えて貰ったのは当時の私(27歳)より若いスタッフからでした。
当時、とても恥ずかしく申し訳ない気持ちになったのを覚えています。沖縄という地に住ませて貰っていること、またこの地でお店や会社をさせて貰っていること、当たり前なんかじゃないのにその歴史も背景も理解していないなんて・・、と。
どんな場所や人、サービスや商品にも背景・歴史はあるものです。もちろん「今」だけを切り取ると満足出来ないことや、課題はたくさんあるかもしれません。ですが、この「今」があるのはそうやって歴史を紡いできてくれた先人がいるからこそのこと。これは、私たちの今ある命も同じですよね。
昔、ある勉強会の最後に言われたセリフがあります。
「今日知ったことは、今まで教えて貰わなかったから知らなかったのか?それとも自分から知ろうとしなかったのか・・今一度考えてみてください」、と。
この言葉、本当にハッとさせられました。学生時代、テストに出た問題が先生に教えて貰っていないことなら文句も仕方がないかもしれません。ですが、社会に出た以上、誰かが教えてくれなかったから知らなかった・・なんて通用するわけないですよね。
世の中全てのことを理解することは不可能だし、その必要もないでしょう。ですが、自分が携わらせて貰っている土地のこと、仕事のこと、会社や業界のこと・・など触れていることくらいは、教えて貰ったから知らない・・なんて口が裂けても言いたくないなー、と思うのです。
そんな大切なことを気が付かせてくれたのが、沖縄であり、慰霊の日でした^ ^
皆さんにとって、慰霊の日とはどんな日ですか!?
岡城良太